仕事のオファーは突然入って来る。
下記にサラリーマン時代のある日の模様を少し再現してみますね。
#いつもの通り二日酔いで寝惚けた顔をしているペ氏のとこに一本の電話が入る。
制作P もしもし、ぺさんですか?以前、○○番組でお世話になった弊社の○○の紹介でご連絡させて頂きました。プロデューサーの○○と申します。
ぺ (え?○○さん?#飲み過ぎで絶賛記憶力低下中)あ!どうも。どうも。いつもお世話になっております!(こういう場面はずうずうしく乗り切るしかない)
制作P 特にぺさんの夜遊びのコーディネートがとても素晴らしかったと聞きましたよ。ハハハ。
ぺ (何だ。そっちかよ!#プロデューサーさんは普段から色んな人と接するので大体口がうまい。個人的にはこういう気さくな人との仕事がやり易い)いいえ。いいえ。こちらこそ、大変楽しく仕事させて頂きました!ウハハハ。(実は寝惚けて何にも覚えていない…)
制作P あのですね…実は2ヶ月後にソウルで旅番組のロケをする事になりました。演者さんは売れっ子の女性タレント○○さんで…(省略)…です。という事でロケ内容の詳細は数日以内にAD君からメールが行くと思います。
ぺ (女性タレントさんの名前を聞いて急に元気が出る)了解しました!私はいつでもいいのでご連絡下さいませ〜
制作P それではホテルの手配や予算、タレントさん周りのケアについては私とのやり取りでお願いします。また、メールしますね〜
ぺ あざっす。ソウルでお会い出来る事を楽しみにしております。何卒よろしくお願いします。(#仕事のオファーを受ける時って多少緊張するので自動的に二日酔いから復活する)
久々に旅番組のオファーを受けた僕は早速デスクの部長に報告して日程を抑える。そして、数日後からメールの嵐と共にやっと本格的な仕込みモードに入るのです。売れっ子のタレントさんが出演するそこそこ規模のデカイ旅番組の場合、大体一人で三つのセクションのスタッフを相手にします。
⑴制作P及びAP(アシスタント・プロデューサー):主な業務連絡はお金の話。全体の制作予算内でいかに節約出来るのか。そして、タレントさんまわりのケア全般。
⑵演出班:メインディレクタークラスは普通何本かのレギュラー番組を掛け持ちで担当している場合が多いので仕込み段階でのやり取りは殆どADさん(アシスタント・ディレクター)と行う。ロケ地の手配を含めたロケ進行に関する全て。
⑶技術班:韓国でレンタルする機材の確認を含む諸々。
しかし、1本の旅番組の仕込みだけを2ヶ月間じっくりさせて貰うに越した事はないのですが、そういう訳には行きませんのです。以前からオファーを受けていた番組のロケに出たり、急に入って来る情報系の短期間の取材に出たりで大体何本かの仕事を同時進行で行うのです。コーディネーターって思ったよりハードな仕事なんですよ〜
マッコリマンは今〜
こんばんは。毎年この季節になるとビールがよく進みますね。結果的には毎日が二日酔いの状態。実は「ぺさん、飲み過ぎじゃないですか。体にご自愛下さい!」とマジで心配されている方もいたりしますが、それなりに体は鍛えているつもりなので今日は敢えて「何の問題もないです!」という報告で締めたいと思います。
あ、昨夜は久しぶりに屋台で呑みましたよ。近年のソウルって本当に屋台が少なくなっていますが、家からタクシーで5分程の距離にちょっとした屋台村を発見!感動のあまりチャミスルを3本も飲み干した次第です。(笑)