どうも、どうも、『説教男研究所』のぺ所長です。
丁度つい最近、腹が立つ出来事もありまして、今日は『説教男』に関する研究結果を思いっきり『毒舌』で発表したいと思いますのでぜひ最後までお付き合い頂きたい。
僕は他人に説教をするのが好きじゃないです。あと『他人に説教をされる』ことだって、その100倍以上大嫌い。あ、誤解はされたくないのですが、僕の歳頃になると、だいてい人が発する話の切り出しで、それが『単なる説教』なのか『愛情の込もったアドバイス』なのかはハッキリ区別できるのです。
さらに突っ込んだ話をすると、僕は相手が10歳年下であろうが、20歳下だろうが、為になる話には耳を傾ける用意は大いにある。ただし目の前にいる人間が単なるクダラナイ説教をしようと構えて来た場合には迷いなく席を立つことにしています。なぜなら、あれほど不健全で、時間の無駄なことは世の中にないと考えているからです。
それでは、長い社会経験で見てきた『インチキな説教野郎』を2パターンでまとめてみることにします。
昔の俺はよ〜派
後輩たちを集めて、昔の自慢話を延々と並べるやつ。どの組織にも一人はいませんか?実は僕が長年勤めていた会社にもいたのです。
彼の飲み会の招集はにわか雨のように突然やって来ていた。そして僕を含めた5人ほどのスタッフは彼指定の焼肉屋へイヤイヤ足を運び、ドラム缶テーブルで説教先輩を中心に束になって着席。爆弾酒を一杯ずつ飲み干した後、ようやく先輩は口を開きます。
「いやいや、昔の俺はな…」
この決まりのセリフが聞こた瞬間、僕を含めたみんなは一斉に肩を落として内心こう想っていた。「あぁ…今日も始まったな。くっそ〜」。
そして彼の『海千山千』の自慢話が1時間以上続くと、「すみません。妻が風邪をひいてしまって…」、「実は子供の誕生日なんです…」(お前の子供は年中誕生日なのか!)と結婚してる奴らは言い訳を漏らして次々と席を立ち、結局最後に自分一人が残って既に50回は聞いたのであろう先輩の伝説話に4時間も5時間も付き合わざるを得なかったです。
本当に申し訳ない話ですけど、僕はぶっちゃけ毎回「こいつ、はよ〜死んでくれないんかなぁ」と心で叫ぶ重罪を犯していたのです。神様、ごめんなさい。
この部類の人間。つまり自分の過去に過剰執着する人は『既に人生が終わってる哀れな人間』と評しています。まるで「俺にはもう未来なんてない」と打ち明けているようで仕方がない。まぁ後輩たちに延々と不健全な説教をするエネルギーをいっそ違うところに使うのは如何でしょうかね?
今どきの◯◯は◯◯でないといけないよ〜派
いとも簡単にこんな事が言える『固定観念の塊』のような人間が、宇宙一嫌いなのです。平気でこんな事を言ってるやつに未来はないというのが僕の持論でもある。むしろ、世間のどの分野でも、いわゆる成功を収めた人々はそんな固定観念を蹴っ飛ばしてきたケースが多いかもです。
それではあるエピソードで分かりやすく説明しましょう。
とある映画の主演が決まった日本のあるお笑い芸人が、いろんな大人の事情で監督まで任されることになった。彼は長い芸能活動で覚えた『自己流の哲学』を活かせて、他人が真似できないディレクションを試みる。が、ロケ初日から周りのスタッフは見たことのない彼の演出に疑問を抱えるかつ、そのお笑い芸人の監督をバカにしていたそうです。
「監督、この道で長い我々だからこそ言えるのですが、あんたのやり方は絶対うまく行かないんですよ。いい加減にして貰えますか」。
ところが、監督さんは呆れた顔をする全スタッフの反対を軽く振り払い、最後まで自己流の演出に徹底します。そして、何とか映画は完成して世の中に送り出される。結果は監督の勝利。なんと全世界が彼の目新しい演出法に『絶賛の拍手』でこたえたのです。
この方が、世界の『北野武』こと、お笑い芸人『ビートたけし』。
これは自信を持って言えますが、世界的な巨匠でもあるたけしさんが「今どきの映画はこうでなくちゃいけない」云々するのを一度も聞いたことがありません。なぜなら、彼は間違いなく『今どき』よりも『この先』のことを重要視するからなんです。うん、僕はそう信じている。
今は情報が必要以上に溢れ出している時代。Wi-Fiさえ繋がっていれば、様々な分野の『今どきの情報』なんて小学生でも簡単に拾える世の中じゃないでしょうか。これを活かせて如何に未来を築き上げられるのかが、少なくとも『勝ち組の考え方』ではないのか。まさに、これが今回の研究結果でもあります。
『この僕に説教がしたくてウズウズしている人々への談話文』⇩
「俺より経験が長いとか言って、あれだこれだと辻褄の合わない理論を押し付ける奴らは、よく聞いておけ!お前らが固定観念の海でのほほんと泳いでる今日今頃、俺は何百回も自己問答を繰り返しながら踏ん張っている。そして2〜3年後には実を結ぶのだろう。その時はちゃんと謝って貰うぜ!コノヤロ〜」。
という訳で、多少乱暴な表現もあったのですが、誰だってこんな事を言いたい時があるんじゃないでしょうか?くれぐれもご理解頂きたい。それではおやすみなさい〜。