『Vol.26』韓国の♂は束縛がすごいですって?

〇〇研究所

どーも、どーも、『日韓男女研究所』のペ所長です。

この間、ネットで見つけた記事にこんなことが書いてありました。

「近年の韓国人の平均的な寿命はだいてい80歳前後だけど、医学の目覚ましい発達により、近い将来には100歳まで伸びる可能性だってある」

おやおや。ちょっと待ってください。もしそうなるとしたら。男女が20歳ぽっきりで結婚した場合、なんと80年の歳月を同じ空間で過ごさなければいけないのか。

そんなん考えるだけでも、気が遠くなりそうなことではあーりませんか?

なんちゃって、未だに結婚歴『ゼロ』を誇る、一介の婚活野郎が心配することでもないと思いつつ、今日の研究所の扉を開きますねー。

日韓国際カップルが多い

多いです。うーん、とにかく多い。あ、今韓国内で恋愛関係を保ている日韓国際カップルのことです。

僕の周りだけでも、結婚を前提に同棲をしているカップルが数組。韓国へ留学に来てから付き合いだしたという子も結構な数。

で、そのほとんどが『韓国♂と日本♀』によるカップルなので、やっぱ『韓国人男性と日本人女性』って相性がいいのかもしれないと感心するばかりです。

でも、『国際恋愛』というと響きって表面的にはカッコいいのだけど、時間が経つにつれてお互いの異質感に悩まさせることも多いようです。例えば、考え方の違いから習慣の違い、果てには食生活の違いまで。まさに『異文化と異文化のぶつかり合い』とでも言えるのでしょう。

そんな中、韓国人の彼氏を持つ日本人女性の方からよく漏れてくる共通の悩みがあるので、今日はそれについて研究をする時間にしたいと思っております。

女性の一人呑みはいけないものなんですか?

日韓両国の習慣の違いを比較するにおいて、欠かさずに挙げられるのが、『集団文化vs一人文化』だと思えます。

日本では一人でご飯を食べに行くのって何の抵抗もないことだし、仕事後に一人ですらっと酒場に入り晩酌を楽しむのも定番中の定番。まぁ僕も日本に住んでいた頃は家の近所の焼鳥屋でよく一人呑みしてましたよ。

一方の韓国。まぁ昼飯は何とかなるとして、夕食を一人で食べに行くと店主にも、店内にいる他のお客にも、変な目で見られることが多い。これは本当に韓国にしかない独特な習慣かもしれませんねー。

「私にとって、週に一度の一人呑みがどれほどの『癒し』になるのか、韓国人の彼氏は全く理解してくれません。韓国の男性はみんなそうなんですか?」

これ⇧韓国人の男性と付き合ってる日本人女性によく聞かれる質問なのです。

過剰な所有欲から生まれるモノ

女性の一人呑みを理解できない男性。確かに結構いるかもですね。

あのー、これはですね。個人的な見解を言わせて頂きますと。家庭教育の影響からくるモノだと考えております。

全世界のどの国より家族の絆を大切にしているのが韓国。親の子供に対する過剰なまでの執着心。さらに異常な教育熱心ぶり。こういったモノは子供を自分の『所有物』だと思っているからなんです。

この国のほとんどの親は子供が自分の言いなりになって、小さい頃から一生懸命勉強に励み、いい大学を出て、立派な企業に就職し安定した生活を送るのが全てだと思っている。

「とにかく大学を卒業するまで面倒はみるから今はがむしゃらに勉強しろ。遊びは大学生になってからいくらでもできるぞ」

おそらく韓国の人々は幼い頃からこのセリフを何万回も聞かされて育つのでしょう。

しかし僕はその考え方に真っ向から反対する人間であります。なぜかというと中学生は中学生なりに、高校生は高校生なりに、その時期にしか体験できない楽しさがたくさん存在するからです。そう言った楽しさを知らない人間が、はたしてまともな社会人になれるのだろうか。

もちろん、この国がどこよりも競争が激しい社会構造になっているのは100%同感しますよ。ですが、週に一度くらいは勉強を忘れてパーっと溜まったモノを吐き出す行為も絶対的に必要だと思うのが僕のセオリーなのです。

ちょっと、話がそれましたが、まぁ上記に述べたような家庭教育を長年受けてきた男性であればあるほど、自分の彼女に、あるいは奥さんに対する所有欲も一段強い傾向になるのではないかと。

解決法はあるのか

解決法云々の前に、僕が経営するお店の常連さんのエピソードをご紹介しましょう。

その常連さん。僕と同じ年の人妻で、今年娘さんが中学へ入学したそうです。職業はOLさんで、毎週月曜の夜に職場の同僚たちと約3時間ほどビールを飲んで必ず終電前に席を立ちます。

しかしですよ。1週間で最も楽しみにしているんだと言うその3時間の間に3回ほど旦那から電話がかかってくる。要するに「どこにいるんだ? 何時に帰ってくるんだ?」としつこく管理をされている。

「旦那さんはお酒を飲まない方ですか?」と聞くと、「いえいえ、アイツ呑んべえなんですよ〜。自分はいっつもベロベロになるまで飲んでるのに、1週間に一度、たった3時間の女子会参加にグチを出すんですよね〜旦那のバカヤロー」って。

どうやら、旦那さんは結婚生活16年を迎えた今でも理解なんぞしてくれないとのことです。

さて、どうしましょう?

「週に一度の一人呑みを理解出来ない男とはとっとと別れろ!」って言いたいところではありますが、すべての鍵はあなたが握っていると伝えたい。

一瞬の選択で、今後40〜50年の歳月を旦那の束縛の中で生きるのか。

もっと包容力のある器のでかい男を探すべきなのか。

毎日寝る前にじっくり考えてみてはいかがでしょうか?

というわけで、今日はここまで。또 만나요~

 

〇〇研究所

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マッコリマン
tomodachinguのソウル本部長です。
主に企画をしたり、取材をしたり、文を書きます。
「韓国のこんなことが知りたい」という方はメール下さい。