こんばんは、とんこつラーメン県のさっちゃんです。
ラーメンはもちろん「麺」とつくものには目がないワタクシ。
ソウルに来たら、冷麺を食べないわけにはいきません。
一般的には、平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)と咸興冷麺(ハムンネンミョン)に分類されるらしいのですが、バラエティ豊富な日本のラーメンと同じように、お店によって色んな味があるのではなかろうか!
3時まで飲み明かしたツケを感じつつ、眠い目をこすりながらやってきたのは、地下鉄2号線「乙支路3街」に位置する「을지면옥(乙支麺屋/ウルチミョノク)」。
北朝鮮出身の家族がやってる冷麺のお店で、あっさりとした正当派平壌風冷麺を食べられるとのこと。
胸が高鳴ります。
地下鉄の5番出口からすぐとのことでしたが、それらしきもの全然見つからない…why?
情緒のある?ちょっぴりガラの悪そうな通り。
このお店を探すのはともかく、女性だけで行くにはちょっと勇気が必要かも…
ぐるぐる回ってたどり着いた先は、
両側を工具屋さんに挟まれた細い通路を突き抜けたさらに奥。
看板らしきものはこれだけなので、見落とさないように…と思っていたのに、
目立たなさすぎて通り過ぎてました。てへっ(ノ≧ڡ≦)
細長い謎の通路(トンネル)…
トンネルを抜けるとそこは平壌だった…ってことがありませんように。
ただ、ここをくぐり抜けないと正当派平壌風冷麺にありつけないのです。
壁の両側に飾られている平壌(ピョンヤン)の白黒写真や地図を眺めながら、
哀愁漂うハラボジの後を付いていくと…「을지면옥(乙支麺屋/ウルチミョノク)」。
入り口、あっさりしすぎ!
ここのお店のメニューは冷麺とポッサムのみと聞いていたのですが、メニューがぜんぶハングルで泣きました。
とりあえず「ネンミョン トゥゲ チュセヨ」と「スニュク」で通じたのでよかったです。
お店の人もなんだか親切な感じじゃないのが乙です。
素敵なおじさまたちは昼間からチャミスルあおってたり、持ち込みでアイスを食べてたり。
自由でよろしいと思いました。
スープはあっさり、麺もすごく噛み切りやすい!
今までゴムのような食感の麺を食べていたので、かなり拍子抜けです。
味の濃い冷麺を食べなれてる人には物足りないかもしれませんが、とにかく麺もスープもクセがなくあっさりしていて、とーっても気に入りました。
二日酔いにも良いと思います!
これまたあっさり。
タレにつけて食べるのですが、このタレがまた絶品。
ちょっと甘みがあって、日本人好みかと。
豚より牛が安くて旨いの~と後から聞いて、
スニュクを注文した私「自分で自分を褒めてあげたい」気分でした。
実はこのお店、2階もあるようです。
なんとなく広そうな雰囲気で、子連れの方などが降りてこられていたので、混み合う時間を避ければ、子連れでもゆっくり出来るのかもしれません。
全体の総評が「あっさり」の一言というグルメレポートらしからぬ記事で申し訳ありませんが、正当派平壌風冷麺とスニュクを堪能したい方はぜひ、을지면옥(乙支麺屋/ウルチミョノク)に今すぐゴー!
そして次回こそは「替え玉」ならぬ「冷麺ハシゴ」を心に決めたさっちゃんでした。
次回こそは
マッコリマンとコワイヌナ2周年記念パーティーに立ち会ってみた の予定です。
チェケラ!